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覓
ふりがな文庫
“覓”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
もと
50.8%
みつ
23.0%
ま
6.6%
と
4.9%
モト
4.9%
ト
4.9%
あさ
1.6%
もとめ
1.6%
マ
1.6%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もと
(逆引き)
すべて
獲
(
う
)
べからず、
譬
(
たと
)
えば沙を圧して油を
覓
(
もと
)
め、水を
鑽
(
き
)
って酥を求むるがごとく、既に得べからずいたずらに自ら労苦すとある。
十二支考:09 犬に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
覓(もと)の例文をもっと
(31作品)
見る
みつ
(逆引き)
何事か頭に
閃
(
ひら
)
めいて来たらしい。その
眸子
(
ひとみ
)
は
昵
(
じっ
)
と、眼下に突出している岬のあたりを
覓
(
みつ
)
め、右手の指は鉄の柵を
急
(
せわ
)
しく叩きだした。
廃灯台の怪鳥
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
覓(みつ)の例文をもっと
(14作品)
見る
ま
(逆引き)
ここに八十神
覓
(
ま
)
ぎ追ひ
臻
(
いた
)
りて、矢刺して乞ふ時に、木の
俣
(
また
)
より
漏
(
く
)
き逃れて
去
(
い
)
にき。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
覓(ま)の例文をもっと
(4作品)
見る
▼ すべて表示
と
(逆引き)
併しながら
四十九重
(
しじふくぢう
)
の宝宮の
内院
(
ないゐん
)
に現れた尊者の
相好
(
さうがう
)
は、あの夕、近々と目に見た俤びとの姿を、心に
覓
(
と
)
めて描き現したばかりであつた。
死者の書:――初稿版――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
覓(と)の例文をもっと
(3作品)
見る
モト
(逆引き)
中臣・藤原の遠つ
祖
(
オヤ
)
あめの
押雲根命
(
オシクモネ
)
。遠い昔の日のみ子さまのお
喰
(
メ
)
しの、
飯
(
イヒ
)
と、み
酒
(
キ
)
を作る御料の水を、大和
國中
(
クニナカ
)
殘る隈なく搜し
覓
(
モト
)
めました。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
覓(モト)の例文をもっと
(3作品)
見る
ト
(逆引き)
しかも、其
四十九重
(
シジフクヂウ
)
の寶宮の
内院
(
ナイヰン
)
に現れた尊者の
相好
(
サウガウ
)
は、あの夕、近々と目に見た俤びとの姿を、心に
覓
(
ト
)
めて描き顯したばかりであつた。
死者の書
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
、
釈迢空
(著)
覓(ト)の例文をもっと
(3作品)
見る
あさ
(逆引き)
しかるに生まれて
最
(
いと
)
幼き児が三疋より多く母に
伴
(
つ
)
れられ居るを見ず、自分で餌を
覓
(
あさ
)
るほど長じた児が二疋より多く母に
偕
(
ともな
)
われ居るを見なんだ。
十二支考:01 虎に関する史話と伝説民俗
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
覓(あさ)の例文をもっと
(1作品)
見る
もとめ
(逆引き)
それにもかかわらず、かつて一般に行うたらしい痕跡は、
妻覓
(
ツマヽ
)
ぎに該当する「とじ・かめゆん」(妻捜す)「とじ・とめゆん」(妻
覓
(
もとめ
)
る)などいう語で、結婚する意を示すことである。
最古日本の女性生活の根柢
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
覓(もとめ)の例文をもっと
(1作品)
見る
マ
(逆引き)
殿祭
(
トノホカヒ
)
・
室寿
(
ムロホギ
)
のうたは、家讃め・人讃め・覉旅・宴遊のうたを分化し、鎮魂の側からは、国讃め、妻
覓
(
マ
)
ぎ・
嬬
(
つま
)
偲び・賀寿・挽歌・祈願・起請などに展開した。
国文学の発生(第四稿):唱導的方面を中心として
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
覓(マ)の例文をもっと
(1作品)
見る
覓
漢検1級
部首:⾒
11画
“覓”を含む語句
妻覓
求覓
覓國使
“覓”のふりがなが多い著者
南方熊楠
木暮理太郎
牧野富太郎
山本周五郎
柳田国男
新渡戸稲造
蒲原有明
折口信夫
石川啄木
ハンス・クリスチャン・アンデルセン