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昵
ふりがな文庫
“昵”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
なじ
50.0%
じっ
27.3%
ぢつ
9.1%
なず
9.1%
したし
4.5%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なじ
(逆引き)
そして泊りつけの日本橋の宿屋の代りに、ここの二階にいることになってから、笹村は三度三度のまずい飯も多少舌に
昵
(
なじ
)
んで来た。
黴
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
昵(なじ)の例文をもっと
(11作品)
見る
じっ
(逆引き)
何事か頭に
閃
(
ひら
)
めいて来たらしい。その
眸子
(
ひとみ
)
は
昵
(
じっ
)
と、眼下に突出している岬のあたりを
覓
(
みつ
)
め、右手の指は鉄の柵を
急
(
せわ
)
しく叩きだした。
廃灯台の怪鳥
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
昵(じっ)の例文をもっと
(6作品)
見る
ぢつ
(逆引き)
なに俺は、側で
昵
(
ぢつ
)
と居眠の練習さ。スルト沙漠先生、ヒヨロ/\と立つて、ガラス窓をあけたと思ひ給へ。丁度、昨夜は十五日だ、満月さ。
俺の記
(新字旧仮名)
/
尾崎放哉
(著)
昵(ぢつ)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
なず
(逆引き)
仕事は少しずつ
捗取
(
はかど
)
って来た。進行するにつれて原文に
昵
(
なず
)
んでも来たし、訂正の
骨
(
こつ
)
も
自然
(
ひとりで
)
に会得されて来た。作そのものにも興味が出て来た。
黴
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
昵(なず)の例文をもっと
(2作品)
見る
したし
(逆引き)
樗園と艮斎とは、少時同く柔術を松宮
柳囿
(
りういう
)
に学び、
昵
(
したし
)
むこと兄弟の如くであつた。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
昵(したし)の例文をもっと
(1作品)
見る
昵
漢検1級
部首:⽇
9画
“昵”を含む語句
昵懇
昵近
親昵
顔昵懇
御昵懇
居昵
罽昵吒
別而昵近
古昵
幼昵懇
昔昵懇
昵声
昵懇妓
昵懇客
狎昵
“昵”のふりがなが多い著者
徳田秋声
原勝郎
尾崎放哉
辰野隆
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
木暮理太郎
石川啄木
山本周五郎
吉川英治
森鴎外