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昵
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ぢつ
ふりがな文庫
“
昵
(
ぢつ
)” の例文
なに俺は、側で
昵
(
ぢつ
)
と居眠の練習さ。スルト沙漠先生、ヒヨロ/\と立つて、ガラス窓をあけたと思ひ給へ。丁度、昨夜は十五日だ、満月さ。
俺の記
(新字旧仮名)
/
尾崎放哉
(著)
『然うなすつた方が可いわ、小母さん。』と智惠子は俯向いたお利代の胸の邊を
昵
(
ぢつ
)
と
瞶
(
みつ
)
めた。
鳥影
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
そして再び机の前に坐ると、
昵
(
ぢつ
)
と洋燈の火を瞶めて、時々氣が附いた樣に長い睫毛を
屡叩
(
しばた
)
いてゐた。隣室では新坊が眼を覺まして何かむづかつてゐたが、智惠子にはそれも聞えぬらしかつた。
鳥影
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
昵
漢検1級
部首:⽇
9画
“昵”を含む語句
昵懇
昵近
親昵
顔昵懇
御昵懇
居昵
罽昵吒
別而昵近
古昵
幼昵懇
昔昵懇
昵声
昵懇妓
昵懇客
狎昵