“親昵”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しんじつ88.9%
ちかづき11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
同地の住民はかねて国王に親昵しんじつし、心から愛敬の念を捧げているため、重臣団にたいして反感を抱き、異状な昂奮を示している。
允成は寧親にも親昵しんじつして、ほとん兄弟けいていの如くに遇せられた。平生へいぜい着丈きだけ四尺のて、体重が二十貫目あったというから、その堂々たる相貌そうぼうが思い遣られる。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
したがって土佐出身の名士には親昵ちかづきがあったが、文人特有の狷介けんかい懶惰らんだとズボラが累をなして同郷の先輩に近づかず