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覓
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と
ふりがな文庫
“
覓
(
と
)” の例文
併しながら
四十九重
(
しじふくぢう
)
の宝宮の
内院
(
ないゐん
)
に現れた尊者の
相好
(
さうがう
)
は、あの夕、近々と目に見た俤びとの姿を、心に
覓
(
と
)
めて描き現したばかりであつた。
死者の書:――初稿版――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
世の中に知られぬ宿も菜の花の香を
覓
(
と
)
めてこそ蝶の飛ぶらめ
礼厳法師歌集
(新字旧仮名)
/
与謝野礼厳
(著)
しかも、其四十九重の宝宮の内院に現れた尊者の
相好
(
そうごう
)
は、あの夕、近々と目に見た
俤
(
おもかげ
)
びとの姿を、心に
覓
(
と
)
めて描き顕したばかりであった。
死者の書
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
巌高き山のほそ路つづら折わが松の戸を
覓
(
と
)
めくるや誰
礼厳法師歌集
(新字旧仮名)
/
与謝野礼厳
(著)
覓
漢検1級
部首:⾒
11画
“覓”を含む語句
妻覓
求覓
覓國使