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笹藪
ふりがな文庫
“笹藪”の読み方と例文
読み方
割合
ささやぶ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ささやぶ
(逆引き)
そのまわりは雑木林と
笹藪
(
ささやぶ
)
であるが、その丘の蔭にはいると風をよけることができるので、それまでにもときどきそこを利用していた。
風流太平記
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
道に
溢
(
あふ
)
れて流れている水に口づけて飲んだり、梅干の種を向うの
笹藪
(
ささやぶ
)
に投げたりして、出来るだけ長く休む方が
楽
(
らく
)
であった。
遍路
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
訪客に異様な眼を
睜
(
みは
)
らした小さな
板碑
(
いたび
)
や五輪の塔が
苔蒸
(
こけむ
)
してる小さな
笹藪
(
ささやぶ
)
も、小庭を前にした椿岳旧棲の四畳半の画房も皆焦土となってしまった。
淡島椿岳:――過渡期の文化が産出した画界のハイブリッド――
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
笹藪(ささやぶ)の例文をもっと
(15作品)
見る
笹
漢検準1級
部首:⽵
11画
藪
漢検準1級
部首:⾋
18画
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