“笹穂”の読み方と例文
旧字:笹穗
読み方割合
ささほ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蝋色柄ろういろえ笹穂ささほの刃渡り八寸の短槍を手渡すと、作左衛門は莞爾かんじと受け取って、ぽんとさやを払い捨てるや右脇に引ッ抱えて
剣難女難 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
米友が懐中から取り出した笹穂ささほは先生自身の工夫で、忽ちそれを杖の先に取りつけて、その穂を左のてのひらで握って下へさげ、石突いしづきをグッと上げて逆七三の構え
それは三尺ほどのを残した、笹穂ささほの手槍の折れ。