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笹色
ふりがな文庫
“笹色”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ささいろ
50.0%
さゝいろ
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ささいろ
(逆引き)
「
酷
(
ひど
)
いこと!」と
柳眉
(
りゅうび
)
逆立
(
さかだ
)
ち、
心
(
こころ
)
激
(
げき
)
して
団扇
(
うちわ
)
に及ばず、
袂
(
たもと
)
の
尖
(
さき
)
で、向うへ払ふと、怪しい虫の消えた
後
(
あと
)
を、姉は
袖口
(
そでくち
)
で
噛
(
か
)
んで
拭
(
ふ
)
いて
遣
(
や
)
りながら、同じ針箱の引出から、二つ折、
笹色
(
ささいろ
)
の
紅
(
べに
)
の
板
(
いた
)
。
蠅を憎む記
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
豆菊は、
笹色
(
ささいろ
)
に光る
口臙脂
(
くちべに
)
から、その紅さを、顔じゅうにちらして
かんかん虫は唄う
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
笹色(ささいろ)の例文をもっと
(3作品)
見る
さゝいろ
(逆引き)
紅
(
べに
)
も
笹色
(
さゝいろ
)
の
粧
(
よそほひ
)
を
凝
(
こら
)
して、
月光
(
げつくわう
)
に
溶
(
と
)
けて
二葉
(
ふたは
)
三葉
(
みは
)
、たゞ
紅
(
べに
)
の
點滴
(
したゝ
)
る
如
(
ごと
)
く、
峯
(
みね
)
を
落
(
お
)
ちつつ、
淵
(
ふち
)
にも
沈
(
しづ
)
まず
飜
(
ひるがへ
)
る。
魔法罎
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
唇から付いたんなら、もう少し
薄
(
うつ
)
すり付きますが、筒の口は紅が
笹色
(
さゝいろ
)
になつてゐるほど付いてるでせう。それは、紅皿から指で筒の口へ
捺
(
なす
)
つたものに相違ありません
銭形平次捕物控:011 南蛮秘法箋
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
笹色(さゝいろ)の例文をもっと
(3作品)
見る
笹
漢検準1級
部首:⽵
11画
色
常用漢字
小2
部首:⾊
6画
“笹”で始まる語句
笹
笹藪
笹屋
笹縁
笹子
笹野
笹紅
笹鳴
笹穂
笹山
“笹色”のふりがなが多い著者
泉鏡太郎
泉鏡花
吉川英治
野村胡堂