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八荒
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はっこう
ふりがな文庫
“
八荒
(
はっこう
)” の例文
次の「千早帖」では、正成の金剛山、大塔ノ宮の吉野落ち、また九州における菊池武時の挙兵など、
八荒
(
はっこう
)
の動乱から、足利高氏と新田義貞の中央進出までをほぼ収めたい。
随筆 私本太平記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
彼らは驀地に進み了して
曠如
(
こうじょ
)
と
吾家
(
わがや
)
に帰り来りたる英霊漢である。天上を行き
天下
(
てんげ
)
を行き、行き尽してやまざる
底
(
てい
)
の
気魄
(
きはく
)
が吾人の尊敬に
価
(
あたい
)
せざる以上は
八荒
(
はっこう
)
の
中
(
うち
)
に尊敬すべきものは
微塵
(
みじん
)
ほどもない。
趣味の遺伝
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
八荒
(
はっこう
)
の
旗
(
はた
)
私本太平記:06 八荒帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“八荒”の意味
《名詞》
国の四方八方の果て。八極。八紘。
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(出典:Wiktionary)
八
常用漢字
小1
部首:⼋
2画
荒
常用漢字
中学
部首:⾋
9画
“八荒”で始まる語句
八荒坊