“発酵”の読み方と例文
旧字:發酵
読み方割合
はっこう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其の翌日、僕は、六ヶ月かかって発酵はっこうさせたC子という豊潤ほうじゅん美酒びしゅを、しみじみと味わったことだった。
恐しき通夜 (新字新仮名) / 海野十三(著)
小春日和こはるびよりねむさったらない。白い壁をめぐらした四角い部屋の中に机を持ちこんで、ボンヤリとひじをついている。もう二時間あまりもこうやっている。身体がジクジクと発酵はっこうしてきそうだ。
(新字新仮名) / 海野十三(著)