“はつかう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
發行42.9%
発行28.6%
醗酵28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それでこの二人ふたりあひだには、號外がうぐわい發行はつかう當日たうじつ以後いご今夜こんや小六ころくがそれをしたまでは、おほやけには天下てんかうごかしつゝある問題もんだいも、格別かくべつ興味きようみもつむかへられてゐなかつたのである。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
そこへ突然とつぜん一つの誘惑いうわくとしてあらはれたのが、せい発行はつかうの△△債劵さいけんことだつた。
(旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
街から醗酵はつかうする特殊な臭ひは聯想作用を起して、彼の胸に種々な過去の情景を浮びあがらせ、彼はそれに簡単に陶酔して了つてゐたので、その尖つてゐる眼もいつに似ず柔和に光り
釜ヶ崎 (新字旧仮名) / 武田麟太郎(著)