“債劵”の読み方と例文
読み方割合
さいけん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それから半年ほどたつたとき、ちの一万二千三百七十五がうの△△債劵さいけん仲買なかがひ人をて、ある田なかの大地主ぢぬしわたつてゐた。
(旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
さういひながら、玄関げんくわんつゞきのちやへはひると、青木さんはかみにくるんだ額面がくめん十円の△△債劵さいけん背広せびろの内がくしから、如何いかにも大さうにとり出した。
(旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
そこへ突然とつぜん一つの誘惑いうわくとしてあらはれたのが、せい発行はつかうの△△債劵さいけんことだつた。
(旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)