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薄倖
ふりがな文庫
“薄倖”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
はっこう
74.1%
ふしあはせ
11.1%
ふしあわせ
3.7%
はくかう
3.7%
はくこう
3.7%
はつこう
3.7%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はっこう
(逆引き)
年取って
薄倖
(
はっこう
)
な
亮
(
りょう
)
の母すらも「亮は
夭死
(
ようし
)
はしたが、これほどまでに皆様から思っていただけば、決してふしあわせとは思われない」
亮の追憶
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
薄倖(はっこう)の例文をもっと
(20作品)
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ふしあはせ
(逆引き)
お前だけはおれの話を信じて、おれといつしよに、あの
薄倖
(
ふしあはせ
)
な水死女の魂の安息のために祈るだらうから!
ディカーニカ近郷夜話 前篇:05 五月の夜(または水死女)
(新字旧仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
薄倖(ふしあはせ)の例文をもっと
(3作品)
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ふしあわせ
(逆引き)
どうしたら証明ができましょうか、どうしたら信念が得られましょうか? ほんとにわたくしは
薄倖
(
ふしあわせ
)
でございます。
カラマゾフの兄弟:01 上
(新字新仮名)
/
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
(著)
薄倖(ふしあわせ)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
はくかう
(逆引き)
私はこの二巻の
中
(
うち
)
に、特に前者を推したいのである。後者には佳作は一二しか見えぬ。(五)彼の評伝は一冊もない。オウ・ヘンリイ
等
(
ら
)
に比べると、
此処
(
ここ
)
でも彼は
薄倖
(
はくかう
)
である。
点心
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
薄倖(はくかう)の例文をもっと
(1作品)
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はくこう
(逆引き)
われら
薄倖
(
はくこう
)
の詩人は田園においてよりも
黄塵
(
こうじん
)
の都市において更に深く「自然」の恵みに感謝せねばならぬ。
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
薄倖(はくこう)の例文をもっと
(1作品)
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はつこう
(逆引き)
彼の貧きは万々人の富めるに
優
(
まさ
)
れり。君子なる
吾友
(
わがとも
)
よ。さしも潔き志を
抱
(
いだ
)
ける者にして、その酬らるる
薄倖
(
はつこう
)
の彼の如く
甚
(
はなはだし
)
く酷なるを念ひて、貫一は
漫
(
そぞ
)
ろ涙の沸く目を閉ぢたり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
薄倖(はつこう)の例文をもっと
(1作品)
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薄
常用漢字
中学
部首:⾋
16画
倖
漢検準1級
部首:⼈
10画
“薄倖”で始まる語句
薄倖児
薄倖兒
検索の候補
薄倖児
薄倖兒
一薄倖児
“薄倖”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
ニコライ・ゴーゴリ
紫式部
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
小栗虫太郎
内田魯庵
中島敦
岡本かの子
永井荷風
久生十蘭