『点心(てんしん)』
御降り 今日は御降りである。尤も歳事記を検べて見たら、二日は御降りと云はぬかも知れぬ。が蓬莱を飾つた二階にゐれば、やはり心もちは御降りである。下では赤ん坊が泣き続けてゐる。舌に腫物が出来たと云ふが、鵞口瘡にでもならねば好い。ぢつと炬燵に当り …
作品に特徴的な語句
仰(そもそも) 若干(じやくかん) 関(かかは) 悉(ことごとく) 後(ご) 却(しりぞ) 外(はづ) 黄金(わうごん) 止(とど) 頬(ほほ) 享保(きやうはう) 間(あひだ) 転(うた) 反(かへ) 背(せい) 薄倖(はくかう) 燈籠(とうろ) 潦(にはたづみ) 盛(も) 今日(けふ) 未(いまだ) 遊蕩(いうたう) 描(ゑが) 価(あたひ) 偶(たまたま) 所(どころ) 悪口(あくこう) 訊(ただ) 行年(ぎやうねん) 自(みづか) 嫉妬(しつと) 姨(をば) 滅多(めつた) 湯婆(たんぽ) 渦福(うづふく) 河岸(がし) 猶(なほ) 病牀(びやうしやう) 矛盾(むじゆん) 梢(こずゑ) 矢張(やはり) 条(くだり) 本郷(ほんがう) 書肆(しよし) 暁(あけ) 早速(さつそく) 捨子(すてこ) 拍子(ひやうし) 手際(てぎは) 礎(いしずゑ) 所謂(いはゆる) 所以(ゆゑん) 等(とう) 思(おぼ) 紙幣(しへい) 御忌(ぎよき) 後(のち) 当(あ) 羨望(せんばう) 背負(せお) 局女(つぼねをんな) 尤(もつと) 存外(ぞんぐわい) 荒蕪(くわうぶ) 娑婆(しやば) 姉(あね) 如何(いかん) 著(いちじる) 葺(ぶき) 通(かよ) 遙(はるか) 何(なん) 側(わき) 長押(なげ) 試(こころみ) 免(ゆる) 仮託(かたく) 頁(ペエジ) 具合(ぐあひ) 言水(げんすゐ) 到底(たうてい) 刻(きざ) 剛情(がうじやう) 両側(りやうがは) 召波(せうは) 行方(ゆくへ) 鶉居(じゆんきよ) 下(くだ) 大勢(おほぜい) 大家(たいか) 上梓(じやうし) 大様(おほやう) 上海(シヤンハイ) 好(よ) 爪立(つまだ) 一(ひと) 石塊(いしころ) 逞(たくま) 牧色(ムジイク) 燗(かん)