“薄幸”の読み方と例文
読み方割合
はっこう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かれはいまチビ公の嗟歎さたんを聞き、覚平の薄幸はっこうを思うとこの世ははたしてそんなにけがらわしきものであるかと考えずにいられなかった。
ああ玉杯に花うけて (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
薄幸はっこうな天才シューベルトに辛かりしことをひしひしと後悔した。
楽聖物語 (新字新仮名) / 野村胡堂野村あらえびす(著)