“旆”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はた50.0%
はい33.3%
ハイ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それから杜は、ミチミと房子との二重の名のついた「尋ね人」のはたを担いで、避難民の固まっているバラックをそれからそれへと訪ねていった。
棺桶の花嫁 (新字新仮名) / 海野十三(著)
その一角と一角とが、いまや入り乱れて、み合っていた。折々、喊声かんせいは天をふるわし、鎗刀の光は日にかがやいて白い。どよめく度に、白紅はっこうの旗や黄緑こうりょくはいは嵐のように揺れに揺れている。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
加多 要は尊攘の大ハイの下に、世情一新のための急先鋒となれば足りる。
天狗外伝 斬られの仙太 (新字新仮名) / 三好十郎(著)