“淇水”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きすい50.0%
きすゐ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし曹操はこの期間に、数万の人夫を動員して、淇水きすいの流れをひいて白溝はっこうへ通じる運河の開鑿かいさくを励ましていた。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
府史の蔵本はなはだしん明日みやうにち借り来つて示すべしと。翌日すなはち之を見れば、風枝抹疎ふうしまつそとして塞煙さいえんを払ひ、露葉蕭索ろえふせうさくとして清霜を帯ぶ、あたか渭川ゐせん淇水きすゐかんに坐するが如し。かん感歎あたはず。