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堵
ふりがな文庫
“堵”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
と
75.0%
かき
18.8%
ト
6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と
(逆引き)
人力も絶えず徴発せられて争闘の犠牲とならなければならない、生民その
堵
(
と
)
に安んぜずというのが、この近江の国の住民の運命でした
大菩薩峠:38 農奴の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
堵(と)の例文をもっと
(12作品)
見る
かき
(逆引き)
今年昭和十一年の秋、わたくしは寺島町へ行く道すがら、浅草橋辺で花電車を見ようとする人達が
路傍
(
みちばた
)
に
堵
(
かき
)
をなしているのに出逢った。
濹東綺譚
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
堵(かき)の例文をもっと
(3作品)
見る
ト
(逆引き)
そしてどれにも、「観ル者、
堵
(
ト
)
ノ如シ」という
雑鬧
(
ざっとう
)
の状を描いているから京中たいへんな人出と騒ぎであったらしい。
随筆 新平家
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
堵(ト)の例文をもっと
(1作品)
見る
堵
漢検準1級
部首:⼟
12画
“堵”を含む語句
安堵
窣堵波
永代安堵
堵列
卒堵婆
御安堵
本領安堵
阿堵
安堵感
旧堵
阿堵物
人堵
阿堵中
安堵状
堵物
命堵
古卒堵婆
卒堵婆小町
劫比羅伐窣堵
“堵”のふりがなが多い著者
上司小剣
内村鑑三
清水紫琴
蒲 松齢
中里介山
長塚節
幸田露伴
吉川英治
森鴎外
永井荷風