トップ
>
卒堵婆
ふりがな文庫
“卒堵婆”の読み方と例文
読み方
割合
そとば
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そとば
(逆引き)
わたくしの参詣した時には、おこうさんと大槻文彦さんとの名を
記
(
き
)
した新しい
卒堵婆
(
そとば
)
が立ててあった。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
墓の前には新しい
卒堵婆
(
そとば
)
が立っていた。樒の花筒がすこし傾いているのは昨夜の風の為であるらしく、何者にか掻き散らされた形跡も見えなかった。銀蔵は
怪訝
(
けげん
)
な顔をして眼を見はった。
半七捕物帳:24 小女郎狐
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
雨露
(
うろ
)
に朽ちて、
卒堵婆
(
そとば
)
は絶えてあらざれど、傾きたるまま
苔蒸
(
こけむ
)
すままに、共有地の墓いまなお残りて、松の蔭の処々に数多く、春夏冬は人もこそ
訪
(
と
)
わね、
盂蘭盆
(
うらぼん
)
にはさすがに
詣
(
もう
)
で来る縁者もあるを
清心庵
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
卒堵婆(そとば)の例文をもっと
(6作品)
見る
卒
常用漢字
小4
部首:⼗
8画
堵
漢検準1級
部首:⼟
12画
婆
常用漢字
中学
部首:⼥
11画
“卒堵婆”で始まる語句
卒堵婆小町
検索の候補
古卒堵婆
卒堵婆小町
卒塔婆
卒都婆
卒塔婆小町
卒倒婆
卒塔婆流
古卒塔婆
古卒都婆
小卒塔婆
“卒堵婆”のふりがなが多い著者
泉鏡花
岡本綺堂
森鴎外