“群衆”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ぐんしゅう42.9%
ぐんじゅ19.0%
ぐんじゆう9.5%
ひとごみ9.5%
ぐんしう4.8%
ぐんしふ4.8%
たか4.8%
ひと4.8%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“群衆”を含む作品のジャンル比率
文学 > フランス文学 > 小説 物語(児童)23.1%
文学 > 英米文学 > 戯曲16.7%
文学 > イタリア文学 > 詩7.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
群衆ぐんしゅうはさっそくってしまった。二、三人ひまじんのこっていまの事件じけんろんじ合っていた。
つかまえてみせなければ、かねをやらないぞ。」と、群衆ぐんしゅう口々くちぐちさけびました。
あほう鳥の鳴く日 (新字新仮名) / 小川未明(著)
広い会所の中は揉合うばかりの群衆ぐんじゅで、相場の呼声ごとに場内は色めきたつ。
世間師 (新字新仮名) / 小栗風葉(著)
随喜結縁けちえんする群衆ぐんじゅ数を知らず、車馬填咽てんえつして四面を成し、講師の寂照が如法に文をじゅし経を読む頃には、感動に堪えかねて涕泣ていきゅうせざる者無く
連環記 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
これ凱旋の群衆ぐんじゆう喜ばしくこのまろき天をわけ來るとき、樂しみきはまる汝の心のこれに現はれんためぞかし。 一三〇—一三二
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
群衆ぐんじゆうのなだれ長閑かに時花歌はやりうたまちを流れて
第二邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
そしてセルロイド製のやうな禿頭をふりふり群衆ひとごみに紛れ込んだ。
そして、睡不足ねぶそくらしい充血した眼をくしやくしやさせて群衆ひとごみのなかに衝立つゝたつてゐる所は、誰が見ても物価騰貴の今日この頃、何をさしいても増給の必要がありさうな男に思はれた。
こゑとほくから、はなまみつゝ檢死けんし模樣もやうたがつてゐる群衆ぐんしうみゝまでひゞくほどたかかつた。
死刑 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
ひがしもんからはひつて、露店ろてん參詣人さんけいにんとの雜沓ざつたふするなかを、あふひもんまく威勢ゐせいせた八足門はつそくもんまへまでくと、むかうから群衆ぐんしうけて、たか武士ぶしがやつてた。
死刑 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
群衆ぐんしふ一聲ひとこゑをはごとわらひどよめいた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
立女形たておやま、あの花形に、蝶蜂の群衆たかった中には交らないで、ひとり、束髪たばねがみの水際立った、この、かげろうの姿ばかりは、独り寝すると思ったのに——
白花の朝顔 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「あたしゃ、中野から来たんですよ。甲州の山の中へ逃げようと思うんですけれど、汽車は新宿からでないと出ないというので歩いて来たんですよ。しかしこの、おっそろしい群衆ひとでは、あたしのような年寄はとても乗れませんですよ。どうしたら、ようございましょうね」
空襲下の日本 (新字新仮名) / 海野十三(著)