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群来
ふりがな文庫
“群来”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
くき
80.0%
くけ
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くき
(逆引き)
鰹船の
禁物
(
きんもつ
)
は第一は遠島船。第二が
讃岐
(
さぬき
)
の
藍玉船
(
あいだまぶね
)
。遠島船にあうと鰹の
群来
(
くき
)
が沖へ流れるといって、たいへんに嫌う。藍のほうはむかしから魚には禁物。
顎十郎捕物帳:13 遠島船
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
群来
(
くき
)
た鰊の大群は、午前の三時頃になってようやく退去して行った。漁夫たちはあけ方まで休みなしに鰊汲をつづけ舟に一杯になるとそれを枠網にうつすのであった。
鰊漁場
(新字新仮名)
/
島木健作
(著)
群来(くき)の例文をもっと
(4作品)
見る
くけ
(逆引き)
鱈
(
たら
)
の漁獲がひとまず終わって、
鰊
(
にしん
)
の
先駆
(
はしり
)
もまだ
群来
(
くけ
)
て来ない。海に出て働く人たちはこの間に少しの
間
(
ま
)
息をつく暇を見いだすのだ。
生まれいずる悩み
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
「口はばったい事べ言うと
鰊様
(
にしんさま
)
が
群来
(
くけ
)
てはくんねえぞ。おかしな
婆様
(
ばさま
)
よなあお前も」
生まれいずる悩み
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
群来(くけ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“群来”の意味
《名詞》
(魚などが)群れをなして来ること。
(出典:Wiktionary)
群
常用漢字
小4
部首:⽺
13画
来
常用漢字
小2
部首:⽊
7画
“群”で始まる語句
群
群集
群青
群衆
群立
群雀
群島
群山
群禽
群棲
検索の候補
巫来群島篇
“群来”のふりがなが多い著者
広海大治
島木健作
有島武郎
久生十蘭