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群衆
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ひとごみ
ふりがな文庫
“
群衆
(
ひとごみ
)” の例文
帽子の山からは釘が二三本頭を覗けてゐた。その男は釘仕掛を
発見
(
めつけ
)
られると慌てて帽子を脱いで小脇に抱へ込んだ。そしてセルロイド製のやうな禿頭をふりふり
群衆
(
ひとごみ
)
に紛れ込んだ。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
そして、
睡不足
(
ねぶそく
)
らしい充血した眼をくしやくしやさせて
群衆
(
ひとごみ
)
のなかに
衝立
(
つゝた
)
つてゐる所は、誰が見ても物価騰貴の今日この頃、何をさし
措
(
お
)
いても増給の必要がありさうな男に思はれた。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
“群衆”の意味
《名詞》
群集した大勢の人。
(出典:Wiktionary)
群
常用漢字
小4
部首:⽺
13画
衆
常用漢字
小6
部首:⾎
12画
“群”で始まる語句
群
群集
群青
群立
群雀
群島
群来
群山
群禽
群生