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驚破
ふりがな文庫
“驚破”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
すわ
61.8%
すは
23.5%
すはや
5.9%
すわや
5.9%
きょうは
2.9%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すわ
(逆引き)
……加うるに、紫玉が
被
(
かつ
)
いだ装束は、貴重なる
宝物
(
ほうもつ
)
であるから、
驚破
(
すわ
)
と言わばさし掛けて濡らすまいための、鎌倉殿の内意であった。
伯爵の釵
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
驚破(すわ)の例文をもっと
(42作品)
見る
すは
(逆引き)
驚破
(
すは
)
こそ、半年ぶりで珍事出来! と大喜びで、
虎鬚
(
とらひげ
)
をひねりながら飛んで来た。が、一部始終を聞くと、ホセ君分別ありげに手を振った。
ウニデス潮流の彼方
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
驚破(すは)の例文をもっと
(16作品)
見る
すはや
(逆引き)
驚破
(
すはや
)
、障子を
推開
(
おしひら
)
きて、貫一は露けき庭に
躍
(
をど
)
り下りぬ。つとその
迹
(
あと
)
に
顕
(
あらは
)
れたる満枝の
面
(
おもて
)
は、
斜
(
ななめ
)
に
葉越
(
はごし
)
の月の
冷
(
つめた
)
き影を帯びながらなほ火の如く燃えに燃えたり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
驚破(すはや)の例文をもっと
(4作品)
見る
▼ すべて表示
すわや
(逆引き)
と呼んだのが、
驚破
(
すわや
)
事ありげに聞えたので、手んぼうならぬ手を
引込
(
ひっこ
)
め、
不具
(
かたわ
)
の方と
同一
(
おなじ
)
処で、
掌
(
てのひら
)
をあけながら、
据腰
(
すえごし
)
で顔を見上げる、と
皺面
(
しわづら
)
ばかりが燭の影に
真赤
(
まっか
)
になった。
草迷宮
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
驚破(すわや)の例文をもっと
(4作品)
見る
きょうは
(逆引き)
またその
拍
(
う
)
った手の響きは、三千大千世界の悪魔の胆をこの
文珠
(
もんじゅ
)
の
智慧
(
ちえ
)
の一声で
驚破
(
きょうは
)
する程の勢いを示さなければならんと、その問答の教師は常々弟子達に対して教えて居るです。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
驚破(きょうは)の例文をもっと
(2作品)
見る
驚
常用漢字
中学
部首:⾺
22画
破
常用漢字
小5
部首:⽯
10画
“驚”で始まる語句
驚
驚愕
驚駭
驚嘆
驚異
驚怖
驚歎
驚目
驚倒
驚天動地
“驚破”のふりがなが多い著者
橘外男
泉鏡花
泉鏡太郎
北原白秋
二葉亭四迷
作者不詳
樋口一葉
島崎藤村
久生十蘭
夏目漱石