“虎鬚”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とらひげ75.0%
こしゅ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
驚破すはこそ、半年ぶりで珍事出来! と大喜びで、虎鬚とらひげをひねりながら飛んで来た。が、一部始終を聞くと、ホセ君分別ありげに手を振った。
ウニデス潮流の彼方 (新字新仮名) / 橘外男(著)
先頭の大将は、と見れば、虎鬚とらひげさかさまに立ち、目は百れんの鏡にしゅをそそいだごとく、その叫ぶ声は雷にも似て一丈八尺の大矛をふり廻し
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
虎頭ことうはか虎鬚こしゅを編む。固より禍を受くるを知る。言此に止まる。伏して乞う之をかんがみよ。
令狐生冥夢録 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)