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錬
ふりがな文庫
“錬”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ね
60.7%
れん
17.9%
きた
14.3%
なら
3.6%
なれ
3.6%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ね
(逆引き)
違棚の高岡塗は沈んだ
小豆色
(
あずきいろ
)
に
古木
(
こぼく
)
の幹を青く盛り上げて、
寒紅梅
(
かんこうばい
)
の数点を
螺鈿擬
(
らでんまがい
)
に
錬
(
ね
)
り出した。裏は黒地に
鶯
(
うぐいす
)
が一羽飛んでいる。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
錬(ね)の例文をもっと
(17作品)
見る
れん
(逆引き)
先頭の大将は、と見れば、
虎鬚
(
とらひげ
)
さかさまに立ち、目は百
錬
(
れん
)
の鏡に
朱
(
しゅ
)
をそそいだごとく、その叫ぶ声は雷にも似て一丈八尺の大矛をふり廻し
三国志:09 図南の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
錬(れん)の例文をもっと
(5作品)
見る
きた
(逆引き)
これを
錬
(
きた
)
え直して造った新しい鋭利なメスで、数千年来人間の脳の中にへばり付いていたいわゆる常識的な時空の観念を
悉皆
(
しっかい
)
削り取った。
アインシュタイン
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
錬(きた)の例文をもっと
(4作品)
見る
▼ すべて表示
なら
(逆引き)
これは駒ではないが、細工場でおもい
槌
(
つち
)
をふるって、真赤に焼けた金を
錬
(
なら
)
すごとに、そのひのひびきに応じて土間ぐちに近く一本立っている桜の木から、雪のような白い花びらがヒラヒラ舞い落ちる。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
錬(なら)の例文をもっと
(1作品)
見る
なれ
(逆引き)
踊の
錬
(
なれ
)
で、身のこなしがはずんだらしい、その行く時、一筋の風がひらひらと裾を巻いて、板敷を
花片
(
はなびら
)
の軽い渦が舞って通った。
白花の朝顔
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
錬(なれ)の例文をもっと
(1作品)
見る
錬
常用漢字
中学
部首:⾦
16画
“錬”を含む語句
錬金術
鍛錬
錬稠
不鍛錬
錬磨
百錬
手錬
錬鉄
未錬
錬金術師
諳錬
錬炁
錬冶
錬瓦
錬行
錬術場
錬込
錬達
錬金學者
錬金抒情詩
...
“錬”のふりがなが多い著者
内村鑑三
島木健作
泉鏡太郎
夏目漱石
吉川英治
泉鏡花
林不忘
徳田秋声
幸田露伴
高村光雲