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錬鉄
ふりがな文庫
“錬鉄”の読み方と例文
読み方
割合
れんてつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
れんてつ
(逆引き)
見よ、
錬鉄
(
れんてつ
)
の禅杖が、かれの
頭上
(
ずじょう
)
にふりかぶられて、いまにも
疾風
(
しっぷう
)
をよぼうとしているのを!
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
楢
(
なら
)
、
桂
(
かつら
)
、
山毛欅
(
ぶな
)
、
樫
(
かし
)
、
槻
(
つき
)
、
大木
(
たいぼく
)
大樹
(
たいじゆ
)
の
其
(
そ
)
の
齢
(
よはひ
)
幾干
(
いくばく
)
なるを
知
(
し
)
れないのが、
蘚苔
(
せんたい
)
、
蘿蔦
(
らてう
)
を、
烏金
(
しやくどう
)
に、
青銅
(
せいどう
)
に、
錬鉄
(
れんてつ
)
に、
刻
(
きざ
)
んで
掛
(
か
)
け、
鋳
(
い
)
て
絡
(
まと
)
うて、
左右
(
さいう
)
も、
前後
(
ぜんご
)
も、
森
(
もり
)
は
山
(
やま
)
を
包
(
つゝ
)
み、
山
(
やま
)
は
巌
(
いは
)
を
畳
(
たゝ
)
み
十和田湖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
錬鉄(れんてつ)の例文をもっと
(2作品)
見る
“錬鉄”の解説
錬鉄(れんてつ)とは、鋼鉄の大量生産の手法が発明される以前に、古典的な製鉄方法であるパドル法で最終生産物とされていた、鋼鉄よりも炭素の含有量が少ない鉄のことである。
ある程度の量産ができ、炭素の含有量が多い鋳鉄に比べて強靭だったので、19世紀を中心に鉄道レールや建造物の構造材料として利用された。転炉による鋼鉄の大量生産の手法が発明されると、製鉄における最終生産物の座を譲った。
(出典:Wikipedia)
錬
常用漢字
中学
部首:⾦
16画
鉄
常用漢字
小3
部首:⾦
13画
“錬”で始まる語句
錬
錬金術
錬磨
錬稠
錬金術師
錬冶
錬成
錬汞
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