“錬金術師”の読み方と例文
読み方割合
れんきんじゅつし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「なんだろう、この部屋は。錬金術師れんきんじゅつしの部屋みたいだが、おい、四本君。これは君のお得意とくいの科目だぜ」
時計屋敷の秘密 (新字新仮名) / 海野十三(著)
老人形師は人形に生命いのちを吹きこむ錬金術師れんきんじゅつしであろう。また、モデル女を誘拐し、監禁する色魔しきまであろう。小説家はこの老魔術師の心を知る人である。知りながら、その妖術のとりことなるのである。
「悪霊物語」自作解説 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)