“腹話術師”の読み方と例文
読み方割合
ふくわじゅつし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ああ、わかった。おじいさんは腹話術師ふくわじゅつしなのね、坊やのかわりに、おじいさんが、口を動かさないで、子どもの声でしゃべっていたのでしょう。」
魔法人形 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
あっしは、旅まわりの腹話術師ふくわじゅつしです。おやかたのグランド=サーカスの余興よきょうに、つかっていただきたいと思いまして。腹話術は東京の名人たちにも、ひけはとらないつもりです。
サーカスの怪人 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)