“百錬”の読み方と例文
読み方割合
ひゃくれん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
(近頃、おごづらの羽柴勢に、目にもの見する日は今だ。百錬ひゃくれんの滝川勢のやり鉄砲がどんな味のするものか覚えさせてくりょう)
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
進まんか、防柵や鉄砲にはばめられ、退こうとすれば、敵の追撃、また挟撃きょうげきに揉みつつまれ、さしも百錬ひゃくれんを誇る甲州武者も、その勇をほどこす間隙かんげきもなかった。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
しかし、真田昌幸は、小さな存在でも、百錬ひゃくれん巧者こうしゃである。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)