“ね”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
語句割合
27.2%
8.5%
7.8%
7.2%
7.1%
6.9%
5.0%
3.8%
3.7%
3.2%
2.8%
2.5%
2.5%
2.2%
1.8%
1.6%
0.7%
0.7%
0.7%
0.7%
0.6%
0.2%
宿0.2%
0.2%
0.2%
0.2%
0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
仰臥0.1%
0.1%
0.1%
0.0%
0.0%
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天性0.0%
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0.0%
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横臥0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
調0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
0.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さうして、時々声に出してする経文が、物のに譬へやうもなく、さやかに人の耳に響いた。聞く人自身の耳を疑ふばかりだつた。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
こうなると、もうなんでもい人に加勢むよりしかたがないといまして、このからの上にっていたのでございます。
田原藤太 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
自分らの子供のころに、たこを飛ばしがらを打って走りまわった時には、もっときれいにかわいておった。確かにきれいであった。
落穂 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
「おせっかいだっちゃありゃしない」荒木夫人は、しつけるようにいったけれど、あなたは、めげずにめつけて、声を張りあげ
少年・春 (新字新仮名) / 竹久夢二(著)
「お前ら行ってしまったら、おっ母さんは店へ来てる。何かことが起ったら、大きい声してたけりゃ、前の家からも来て呉れよう」
その年 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
手紙を三四行読みかけた時、お文がこんなことを言つたので、源太郎は手紙の上にいたなりに、首をぢ向けて、お文の方を見た。
鱧の皮 (新字旧仮名) / 上司小剣(著)
そのうえ皆は私に「顔回」という綽名をつけた。書いたものからだろう。顔回は恐れ入るが肱枕でごろをするところだけは似ている。
結婚 (新字新仮名) / 中勘助(著)
何うもた一人者でも雇婆アさんの給金も払うなにがえんで、勘定というものは何処にも有るもんでげすが、暮はいけませんねえ
松と藤芸妓の替紋 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
夫は二、三の紳士と寂しい玄関の一室にながら待っていた。その紳士の妻君達も彼女と同じように快楽に耽けっていたのである。
頸飾り (新字新仮名) / ギ・ド・モーパッサン(著)
景色だ、とこれから、前記奥入瀬奇勝くこと一して、ぼらけ、はほんのりと、に、い。
十和田湖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
そこで巡査は躍り出て、その者を捕えにかかると、はげしく抵抗したのでじ伏せたが、別に誰も追いかけて来る様子はなかった。
呪われの家 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)
女郎屋ふわけにはかず、まゝよとこんなはさてれたもので、根笹けて、にころりとたが、如何にも
二た面 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
山に里に都に、何流のなにがしありと聞けば、ひたぶるに訪ねて、教えを求め、仕合を乞い、また禅門にんでは、心胆をった。
剣の四君子:05 小野忠明 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
私を実価以上にぶみすることをしまい。私を実価以下に虐待することもしまい。私は私の正しい価の中にあることを勉めよう。
惜みなく愛は奪う (新字新仮名) / 有島武郎(著)
それから——遠目にも愛くるしい顔に疑う余地のない頬笑みを浮かべた? が、それはのない一二秒の間の出来ごとである。
少年 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
不足の眼を赤く濁らせ、前をはだけて子供に乳を飲ませながらしょげ込んでいた安吉の妻へ、そう云って笑いながら声をかけた。
動かぬ鯨群 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)
そのお疵へ何かりぐすりのようなものをぬって、もうひとりの黒装束は、さらし布でその疵をおつつみしようとしているのでございます。
亡霊怪猫屋敷 (新字新仮名) / 橘外男(著)
是れは例の雑物売払のとき道具屋がを付けて丼二つ三分と云うその三分とは中津の藩札にすれば十八のことだ。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
我が養家は大藤村の中萩原とて、見わたす限りは天目山大菩薩峠の山々峰々をつくりて、西南にそびゆる白妙の富士のは、をしみて面かげを示めさねども
ゆく雲 (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
「葉子、お前決して失望してはいけないよ。ただあの原稿が少し奔放すぎるだけなんだよ。文章も今一とり錬らなくちゃあ。」
仮装人物 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
するとお宮は、「おうい人‼」と、呆れたようにいって蒲団の端の方に身を退いて、背後じ向いて私の方を見た。
うつり香 (新字新仮名) / 近松秋江(著)
えやん、っちゃん、おん、はよおいでんか、あほめ、見えへんがな、すわらんか、などわいわいわめいている。
めでたき風景 (新字新仮名) / 小出楢重(著)
また、「背向宿しく」は、男女云い争った後の行為のように取れて一層哀れも深いし、女らしいところがあっていい。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
おれ達を靜かにぶり
展望 (旧字旧仮名) / 福士幸次郎(著)
の力でもちょっくり抜けない、でも松脂か何か附いてると見えてば/\してるから、ひっついて抜けないが、これは旦那の不断差す脇差で私も能く知っております
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
勘次かつたんべが、らもなつたにやえたよ、あれこたつのツからツたんだから」卯平なげながもうばつてつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
もツといい師匠と云つても、そんな人に就けるだけのうちがあるか、どうだかまだ分らない上に、友人の笛村をさし置いての仕うちは餘り面白くないと義雄に考へられた。
泡鳴五部作:01 発展 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)
わがぎ事のかなえる日なり
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
が——言葉の上では強くても、お袖には、たさ、弱さ、恨めしさ、お縫以上のものがあった。
大岡越前 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
らった上は決してがさぬ。光代との関係は確かに見た。わが物顔のそのるのは朝飯前だ。おれを知らんか。おれを知らんか。はははははさすがは学者の迂濶だ。馬鹿な奴。
書記官 (新字新仮名) / 川上眉山(著)
根葉からちけば、昨年今年なてや、首里めならぬ、那覇めならぬ、御百姓のまじりかつで、御願てる御願べてるたかべ、肝揃てゝ、肝揃げは
ユタの歴史的研究 (新字新仮名) / 伊波普猷(著)
「掻き撫でぞぎたまふ、うち撫でぞ労ぎたまふ」
君臣相念 (新字旧仮名) / 亀井勝一郎(著)
房総半島に上り、翁は再び望多ろの笹葉の露を分け進む身となった。葛飾の真間の磯辺から、武蔵野の小岫がほとり、入間路の大家が原、埼玉の津、廻って常陸の国に入った。
富士 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
チェロを忘れて仰臥ているとか
鮪に鰯 (新字新仮名) / 山之口貘(著)
鴨がを聞いたのだっけ。そうだ。訳語田の家を引き出されて、磐余の池に行った。堤の上には、遠捲きに人が一ぱい。あしこの萱原、そこの矮叢から、首がつき出て居た。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
出て来たのは、名もないものであり、奇体なり細工だった。殿堂の破風をささうべき堅固な円柱どころか、れた泥建築のように、和音は次から次へと崩壊していった。
雲隠れにも見えず鳴いてゆく鳥の如く、ただ独りで忍び泣きしてばかりいる、というので、長歌の終に、「に思ひわづらひ、のみし泣かゆ」
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
あかねさす昼は物思ひぬばたまの夜はすがらにのみし泣かゆ 〔巻十五・三七三二〕 中臣宅守
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
惱ましくびては見ゆれ
有明集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
びくゆる紫ごろも
有明集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)
何卒え後は国のが立ちますようお守りなすって下さいまし、南無阿弥陀仏/\/\
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
此のくらい安心な事はねいが、多助は未だ年がいかねえによって、太左衞門え此のの後見に成って、を頼むと遺言をして、媒妁になって、病人の枕元で盃をしやんした
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
卯平天性清潔好であつたが、百姓生活をして、それに非常貧乏から什麽にしてもない起臥せねばならぬので野田くまではそれをも別段にはしなかつたのであるが
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
天性丈夫なのでお仕事しいとつたことはなかつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
旦那のえ後は、いわばお前さんがこの家の元締め、で、お前さんだけあ、手を下ろす前に耳に入れておきてえんだが、繩付きどころの騒ぎじゃねえぜ。
こゝろたくさへおもほゆ。彼また吾をしたれば、おのれがにえとゞかねばとて、卑しみ果つることつゆなかりき。
一僧 (旧字旧仮名) / イワン・ツルゲーネフ(著)
やアお嬢ちゃんおんぶしておくれッ!」
新版 放浪記 (新字新仮名) / 林芙美子(著)
「梅ならうちにもあるわ。けんど、梅は酸いさかい、ほない好かん」
澪標 (新字新仮名) / 外村繁(著)
「フムまた出歩行か、ああ困つたもんだ。己れがてゐることも、お前がそうして苦労するのも、気にならないのかネー、モーかれこれ九時にもなるだらふ、ちよつと行つて呼んでお出で」お袖はハイと応答しが
小むすめ (新字旧仮名) / 清水紫琴(著)
和服の者は懐中へ筆記帳を四五冊無理やりにじ込み、右の手の人差指一本だけ袖口からちょいと出して、それへインキ壺を引っ懸けて行く。
The Affair of Two Watches (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
からだをじ向けたり、手を延ばして年寄が三世相を見るようにしたり、または窓の方へむいて鼻の先まで持って来たりして見ている。早くやめてくれないとが揺れて険呑でたまらない。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
兄はしめつけられながらも、敵の正体を見極めようと、首をうしろへじ向けにしました。
私をめ、さいなみ、あらゆる自由と独立とを私から奪い、私のよいところを片っ端から打ち壊し、私の成長をみ、私をじ曲げ、め、ひねくれさせ、そしてしまいにはとうとう
「私は何も知りません」中年の女は体を横にじって胸の辺りを隠す様にして行き過ぎようとした。
偽刑事 (新字新仮名) / 川田功(著)
されば、名にしおはゞの歌につけて、都鳥の所望にも、一つはつたものと思つてい。
妖魔の辻占 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
雜木林つて西山々彼方横臥たのが自分威力しくすべき季節自分てゝつたのにがついて
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
しかし彼はみずからそれをほとんど気にかけていなかった。そして母はなお叱りつづけていたので、彼女かられた布を手荒く鼻につめてもらっても、別にありがたいとは思わなかった。
が、その時投げ出していた足をお重の鼻先に突き出して黙ってお重をめつけていた。お重は顔を赤くして、口を堅く引きめて、じっとそれを見ていたが漸く怒をえ得たらしい様子で
漱石氏と私 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
孔雀の羽のいろ/\はそのより受くるおなじきに、色彩の變化は一本ごとに殊なり。その相殊なる色彩のして渾身の紋理をなすは、先天の理想にはあらざるかと。
柵草紙の山房論文 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
「鞭が厭なら、泥を調ってをこしらえるか、それとも身のたけ三丈の鬼になるか、どっちでもその方のいい方にするがいい」
太虚司法伝 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
おなじ仕組の同じ獅子の、唯一つには留まらで、主立つたる町々より一つづつ、すべて十五、六頭だし候が、群集のなかを処々横断し、点綴して、白き地に牡丹の花、人をひて見え候。
凱旋祭 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
あの矢のをいろいろに工夫するのだがネ、どうしても雁股はよくいかない。何故というのに雁股は僕の所謂最も障碍の少きは螺旋的運動なりという原則に反対しているからだ。
ねじくり博士 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
昔から土一升、金一升の土地でも、にはならない高いことをいって、断わっても借りてしまう。とにかく畳一畳へ造作をして、昼間は往来へはみださした台の上へ、うず高く店の商物を積みあげる。