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背向
ふりがな文庫
“背向”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
そむ
44.9%
うしろむき
18.4%
うしろむ
14.3%
そがい
12.2%
そがひ
8.2%
せむき
2.0%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そむ
(逆引き)
違うたもんじゃ違うたもんじゃとギヤマン茶碗や、延寿の刀や、姉妹の妾を見せびらかして吹聴致しているので皆、顔を
背向
(
そむ
)
けている。
名君忠之
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
背向(そむ)の例文をもっと
(22作品)
見る
うしろむき
(逆引き)
夫人この時は、
後毛
(
おくれげ
)
のはらはらとかかった、江戸紫の襟に映る、雪のような
項
(
うなじ
)
を
此方
(
こなた
)
に、
背向
(
うしろむき
)
に
火桶
(
ひおけ
)
に
凭掛
(
よりかか
)
っていたが、
軽
(
かろ
)
く振向き
伊勢之巻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
背向(うしろむき)の例文をもっと
(9作品)
見る
うしろむ
(逆引き)
背向
(
うしろむ
)
きの
石地蔵
(
いしじぞう
)
が、看護婦の冠る様な白い帽子を
被
(
き
)
せられ、
両肩
(
りょうかた
)
には白い雪のエパウレットをかついで澄まして立ってござるのだ。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
背向(うしろむ)の例文をもっと
(7作品)
見る
▼ すべて表示
そがい
(逆引き)
面を
蔽
(
おお
)
うあり、
背向
(
そがい
)
になるあり、あるいは
首
(
こうべ
)
を
低
(
た
)
るるあり、予のごとき、われを忘れて、ほとんど心臓まで寒くなりぬ。
外科室
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
背向(そがい)の例文をもっと
(6作品)
見る
そがひ
(逆引き)
また、「
背向
(
そがひ
)
に
宿
(
ね
)
しく」は、男女云い争った後の行為のように取れて一層哀れも深いし、女らしいところがあっていい。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
背向(そがひ)の例文をもっと
(4作品)
見る
せむき
(逆引き)
百合 (きまりわるげに、つと
背向
(
せむき
)
になる。)
夜叉ヶ池
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
背向(せむき)の例文をもっと
(1作品)
見る
背
常用漢字
小6
部首:⾁
9画
向
常用漢字
小3
部首:⼝
6画
“背”で始まる語句
背後
背
背負
背中
背丈
背戸
背嚢
背景
背馳
背広
検索の候補
向背
背後向
真背向
背面向
面向不背
“背向”のふりがなが多い著者
嘉村礒多
横瀬夜雨
徳田秋声
甲賀三郎
泉鏡花
木下尚江
上司小剣
徳冨蘆花
斎藤茂吉
直木三十五