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うしろむき
ふりがな文庫
“うしろむき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
後向
55.0%
背向
22.5%
背後向
20.0%
後形
2.5%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
後向
(逆引き)
と云ふ英也にも口が利かれなくて、唯お辞儀をしただけで鏡子は花壇の傍へ走つて行つて、二人には
後向
(
うしろむき
)
になつて葉鶏頭の先を指で叩いて居た。
帰つてから
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
うしろむき(後向)の例文をもっと
(22作品)
見る
背向
(逆引き)
忍びて様子をうかがいたまわば、すッと障子をあくると共に、
銀杏返
(
いちょうがえし
)
の
背向
(
うしろむき
)
に、あとあし下りに
入
(
い
)
り来りて、諸君の
枕辺
(
まくらべ
)
に近づくべし。
化銀杏
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
うしろむき(背向)の例文をもっと
(9作品)
見る
背後向
(逆引き)
そのままには帰らないで、溝伝いにちょうど
戸外
(
おもて
)
に向った六畳の出窓の前へ来て、
背後向
(
うしろむき
)
に
倚
(
よ
)
りかかって、
前後
(
あとさき
)
を
眗
(
みまわ
)
して、ぼんやりする。
葛飾砂子
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
うしろむき(背後向)の例文をもっと
(8作品)
見る
▼ すべて表示
後形
(逆引き)
九時頃
(
くじごろ
)
だが、
商店
(
しやうてん
)
は
町
(
まち
)
の
左右
(
さいう
)
に
客
(
きやく
)
を
待
(
ま
)
つのに、
人通
(
ひとどほ
)
りは
見掛
(
みか
)
けない。
靜
(
しづか
)
な
細
(
ほそ
)
い
町
(
まち
)
を、
四五間
(
しごけん
)
ほど
前
(
まへ
)
へ
立
(
た
)
つて、
小兒
(
こども
)
かと
思
(
おも
)
ふ
小
(
ちひ
)
さな
按摩
(
あんま
)
どのが
一人
(
ひとり
)
、
笛
(
ふえ
)
を
吹
(
ふ
)
きながら
後形
(
うしろむき
)
で
行
(
ゆ
)
くのである。
城崎を憶ふ
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
うしろむき(後形)の例文をもっと
(1作品)
見る
“うしろむき”の意味
《名詞》
うしろむき【後(ろ)向き】
こちらに背を向けること。
発展や進歩に逆行すること。
消極的であること。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
うしろむ
あとむ
うしろむい
うしろすがた
せむき
そがい
そがひ
そむ