“後形”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うしろすがた50.0%
うしろむき50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二階へ上って行く後形うしろすがたを見ると、スラリとしていい姿です。
大菩薩峠:21 無明の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
九時頃くじごろだが、商店しやうてんまち左右さいうきやくつのに、人通ひとどほりは見掛みかけない。しづかほそまちを、四五間しごけんほどまへつて、小兒こどもかとおもちひさな按摩あんまどのが一人ひとりふえきながら後形うしろむきくのである。
城崎を憶ふ (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)