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うしろすがた
ふりがな文庫
“うしろすがた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
後姿
84.3%
背姿
6.7%
背後姿
5.6%
後形
1.1%
後貌
1.1%
背後
1.1%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
後姿
(逆引き)
取残された兼太郎は
呆気
(
あっけ
)
に取られて、寒月の光に若い男女が
互
(
たがい
)
に手を取り肩を摺れ
合
(
あわ
)
して行くその
後姿
(
うしろすがた
)
と地に
曳
(
ひ
)
くその影とを見送った。
雪解
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
うしろすがた(後姿)の例文をもっと
(50作品+)
見る
背姿
(逆引き)
鶴沢宮歳
(
つるさわみやとし
)
とあるのを読んで、ああ、お師匠さん、と思う時、名の主は……早や次の
室
(
ま
)
の
葭戸越
(
よしどごし
)
、
背姿
(
うしろすがた
)
に、
薄
(
うっす
)
りと鉄瓶の湯気をかけて、
一処
(
ひとところ
)
浦の波が月に霞んだようであった。
浮舟
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
うしろすがた(背姿)の例文をもっと
(6作品)
見る
背後姿
(逆引き)
その
三品
(
みしな
)
を新聞紙に包んで押収した係官の一行の
背後姿
(
うしろすがた
)
を、区長も、青年も土のように血の気を
喪
(
うしな
)
ったまま見送っていた。
巡査辞職
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
うしろすがた(背後姿)の例文をもっと
(5作品)
見る
▼ すべて表示
後形
(逆引き)
二階へ上って行く
後形
(
うしろすがた
)
を見ると、スラリとしていい姿です。
大菩薩峠:21 無明の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
うしろすがた(後形)の例文をもっと
(1作品)
見る
後貌
(逆引き)
足寄橋にて別れて餘作が
後貌
(
うしろすがた
)
を
遥
(
はるか
)
に眺めて一層の脱力を覚えたるも、
強
(
しい
)
て歩行し、漸く西村氏に泊す。此際に
近藤味之助
(
こんどうあじのすけ
)
氏は学校に在勤して慰めくれたり。
関牧塲創業記事
(新字新仮名)
/
関寛
(著)
うしろすがた(後貌)の例文をもっと
(1作品)
見る
背後
(逆引き)
吾輩は
呆気
(
あっけ
)
に取られてその
背後
(
うしろすがた
)
を見送った。頭の
芯
(
しん
)
がジイーンと鳴り出したような気がした。
山羊髯編輯長
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
うしろすがた(背後)の例文をもっと
(1作品)
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