“枕辺”のいろいろな読み方と例文
旧字:枕邊
読み方(ふりがな)割合
まくらべ80.0%
まくらもと16.0%
ちんぺん4.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“枕辺”を含む作品のジャンル比率
文学 > フランス文学 > 小説 物語9.6%
哲学 > 心理学 > 超心理学・心霊研究9.1%
歴史 > 伝記 > 日本8.3%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
夫の寛治氏も瀕死ひんしの彼女の枕辺まくらべにあって、不面目と心のいたみに落涙をかくし得ず、わずかに訪問の客に、
芳川鎌子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
かねて煙草はたしまぬから、これは母親の枕辺まくらべにあったのだろう、お夏はこの得物を取りに駆込んだのであった。
三枚続 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
目が覚めると、障子が既に白んで、枕辺まくらもとの洋燈は昨晩よべの儘に点いてはゐるけれど、光が鈍く䗹々じじと幽かな音を立ててゐる。
天鵞絨 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
今日は忠一が昼から遊びに来ていたが、この雪の為に今夜は泊る事となって、市郎の枕辺まくらもとで相変らず𤢖わろの研究談に耽っていた。
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
枳園の終焉しゅうえんに当って、伊沢めぐむさんは枕辺ちんぺんに侍していたそうである。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
耶蘇ヤソ信者なにがし一日余の枕辺ちんぺんに来り説いていわくこの世は短いです、次の世は永いです、あなたはキリストのおよみ返りを信ずる事によつて幸福でありますと。
墨汁一滴 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)