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枕上
ふりがな文庫
“枕上”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
まくらがみ
61.5%
ちんじょう
15.4%
ちんじやう
7.7%
ちんじよう
7.7%
まくら
7.7%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まくらがみ
(逆引き)
亥
(
ゐ
)
過る
比
(
ころ
)
、
天地
(
あめつち
)
も砕けぬばかりのおどろ/\しき音して地
震
(
ふる
)
ふに、
枕上
(
まくらがみ
)
の
燈火
(
ともしび
)
倒れやせむと心許なく、臥したるままにやをら手を伸べつつ押さへぬ。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
枕上(まくらがみ)の例文をもっと
(8作品)
見る
ちんじょう
(逆引き)
まず「
枕上
(
ちんじょう
)
」であるが、毎日の仕事に追われた上に、夜なべ仕事でくたびれて、やっと床につく多くの人には枕上は眠る事が第一義である。
路傍の草
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
枕上(ちんじょう)の例文をもっと
(2作品)
見る
ちんじやう
(逆引き)
四
月余
(
げつよ
)
の不眠症の為に〇・七五のアダリンを常用しつつ、
枕上
(
ちんじやう
)
子規
(
しき
)
全集第五巻を読めば、俳人子規や歌人子規の
外
(
ほか
)
に批評家子規にも敬服すること多し。
病中雑記
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
枕上(ちんじやう)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
ちんじよう
(逆引き)
彼は食事を
了
(
をは
)
りて
湯浴
(
ゆあみ
)
し、
少焉
(
しばらく
)
ありて九時を聞きけれど、かの客は
未
(
いま
)
だ帰らず。寝床に
入
(
い
)
りて、程無く十時の鳴りけるにも、水声
空
(
むなし
)
く楼を
繞
(
めぐ
)
りて、松の嵐の
枕上
(
ちんじよう
)
に落つる有るのみなり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
枕上(ちんじよう)の例文をもっと
(1作品)
見る
まくら
(逆引き)
やせ果てし
躯
(
み
)
はさらにやせて、肉という肉は落ち、骨という骨は
露
(
あら
)
われ、
蒼白
(
あおじろ
)
き
面
(
おもて
)
のいとど透きとおりて、ただ黒髪のみ昔ながらにつやつやと照れるを、長く組みて
枕上
(
まくら
)
にたらしたり。
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
枕上(まくら)の例文をもっと
(1作品)
見る
“枕上”の意味
《名詞》
枕元。
(ちんじょう)枕に頭をのせている状態。
(出典:Wiktionary)
枕
常用漢字
中学
部首:⽊
8画
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“枕上”で始まる語句
枕上潜垂涙
検索の候補
枕上潜垂涙
邯鄲枕上盧生
“枕上”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
徳冨蘆花
伊藤左千夫
谷崎潤一郎
寺田寅彦
国枝史郎
森鴎外
永井荷風
夢野久作
芥川竜之介