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『病中雑記』
ふりがな文庫
『
病中雑記
(
びょうちゅうざっき
)
』
一毎年一二月の間になれば、胃を損じ、腸を害し、更に神経性狭心症に罹り、鬱々として日を暮らすこと多し。今年も亦その例に洩れず。ぼんやり置炬燵に当りをれば、気違ひになる前の心もちはかかるものかとさへ思ふことあり。 二僕の神経衰弱の最も甚しかりし …
著者
芥川竜之介
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約4分(500文字/分)
朗読目安時間
約7分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
関
(
かかは
)
間
(
かん
)
曰
(
いはく
)
因
(
ちなみ
)
反
(
かへ
)
看
(
かん
)
春風
(
しゆんぷう
)
夭折
(
えうせつ
)
枕上
(
ちんじやう
)
梅花
(
ばいくわ
)
茫然
(
ばうぜん
)
偶
(
たまたま
)
悪
(
あ
)
能
(
あた
)
手数
(
てすう
)
徘徊
(
はいくわい
)
就中
(
なかんづく
)
等
(
とう
)
横溢
(
わういつ
)
癒
(
い
)
病牀
(
びやうしやう
)
生悟
(
なまざと
)
甚
(
はなはだ
)
尤
(
もつと
)
長足
(
ちやうそく
)
孟宗
(
まうそう
)
体
(
からだ
)
力説
(
りよくせつ
)
蝿
(
はへ
)
脆弱
(
ぜいじやく
)
硯箱
(
すずりばこ
)
飽
(
あ
)
面
(
おもて
)
破竹
(
はちく
)
長生
(
ながいき
)
見守
(
みまも
)
衒
(
てら
)
祟
(
たた
)
窮
(
きわ
)
蓋
(
ふた
)
罹
(
かか
)
脳病
(
なうびやう
)
有半
(
いうはん
)
寧
(
むし
)
乎
(
か
)
云々
(
うんぬん
)
亦
(
また
)
今年
(
ことし
)
今日
(
こんにち
)
叛
(
そむ
)
嘲
(
あざけ
)
外
(
ほか
)
大石
(
たいせき
)
子規
(
しき
)
安土
(
あづち
)
独
(
ひと
)
屡
(
しばしば
)
嵌
(
は
)
拓
(
ひら
)
星菫
(
せいきん
)
昨夜
(
ゆうべ
)
月余
(
げつよ
)
下風
(
かふう
)
死相
(
しさう
)
殆
(
ほとん
)
洩
(
も
)
無暗
(
むやみ
)