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火桶
ふりがな文庫
“火桶”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひおけ
88.9%
ひをけ
9.5%
ひばち
1.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひおけ
(逆引き)
夜具は申すまでもなく、
絹布
(
けんぷ
)
の上、
枕頭
(
まくらもと
)
の
火桶
(
ひおけ
)
へ
湯沸
(
ゆわかし
)
を掛けて、茶盆をそれへ、煙草盆に火を生ける、手当が行届くのでありまする。
湯女の魂
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
火桶(ひおけ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
ひをけ
(逆引き)
唯
(
たゞ
)
、いひかはされるのは、
其
(
そ
)
のくらゐな
事
(
こと
)
を
繰返
(
くりかへ
)
す。
時
(
とき
)
に、
鶺鴒
(
せきれい
)
の
声
(
こゑ
)
がして、
火桶
(
ひをけ
)
の
炭
(
すみ
)
は
赤
(
あか
)
けれど、
山茶花
(
さざんくわ
)
の
影
(
かげ
)
が
寂
(
さび
)
しかつた。
続銀鼎
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
火桶(ひをけ)の例文をもっと
(6作品)
見る
ひばち
(逆引き)
玄関の六畳の間にランプが一つ
釣
(
つ
)
るしてあって、
火桶
(
ひばち
)
が三つ四つ出してある、その
周囲
(
まわり
)
は
二人
(
ふたり
)
三人ずつ寄っていて笑うやらののしるやら、
煙草
(
たばこ
)
の煙がぼうッと立ちこめていた。
鹿狩り
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
火桶(ひばち)の例文をもっと
(1作品)
見る
“火桶(
火鉢
)”の解説
火鉢(ひばち)は、陶磁器や金属や木材などでできた器具で、入れた灰の上で炭を燃焼させ、暖房や湯沸かしや簡単な調理を行うもの。火櫃(ひびつ)や火桶(ひおけ)などともいい、冬の季語。
(出典:Wikipedia)
火
常用漢字
小1
部首:⽕
4画
桶
漢検準1級
部首:⽊
11画
“火桶”の関連語
長火鉢
“火”で始まる語句
火
火鉢
火傷
火照
火箸
火影
火焔
火光
火酒
火事
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番火桶
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山本周五郎
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泉鏡花
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中里介山