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凭掛
ふりがな文庫
“凭掛”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
よりかか
61.9%
もたれかか
14.3%
よりかゝ
9.5%
よりかかり
4.8%
もたれかゝ
4.8%
よりかゝり
4.8%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よりかか
(逆引き)
夫人この時は、
後毛
(
おくれげ
)
のはらはらとかかった、江戸紫の襟に映る、雪のような
項
(
うなじ
)
を
此方
(
こなた
)
に、
背向
(
うしろむき
)
に
火桶
(
ひおけ
)
に
凭掛
(
よりかか
)
っていたが、
軽
(
かろ
)
く振向き
伊勢之巻
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
凭掛(よりかか)の例文をもっと
(13作品)
見る
もたれかか
(逆引き)
だが、そこには栗鼠の毛皮の外套をつけた、僕にたいする
敵愾心
(
てきがいしん
)
を青ざめた顔面に浮べた女性が寝台の柱に
凭掛
(
もたれかか
)
っていた。
東京ロマンティック恋愛記
(新字新仮名)
/
吉行エイスケ
(著)
凭掛(もたれかか)の例文をもっと
(3作品)
見る
よりかゝ
(逆引き)
圭一郎はいきなり蒲團を辷り出て机に
凭掛
(
よりかゝ
)
り、父に宛てて一軒の家を持つた悦びを誇りかに葉書にしたゝめたが、直ぐ發作的に破いてしまつた。
崖の下
(旧字旧仮名)
/
嘉村礒多
(著)
凭掛(よりかゝ)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
よりかかり
(逆引き)
翌朝
(
よくちょう
)
。画家は
楽気
(
らくげ
)
に
凭掛
(
よりかかり
)
の
椅子
(
いす
)
に掛り、
莨
(
たばこ
)
を
喫
(
の
)
み、
珈琲
(
コオフィイ
)
を飲み、スケッチの手帳を
繰拡
(
くりひろ
)
げ、見ている。戸を
叩
(
たた
)
く
音
(
おと
)
す。
家常茶飯 附・現代思想
(新字新仮名)
/
ライネル・マリア・リルケ
(著)
凭掛(よりかかり)の例文をもっと
(1作品)
見る
もたれかゝ
(逆引き)
美人
(
びじん
)
に
見惚
(
みと
)
るゝとて、あらう
事
(
こと
)
か、ぐつたり
鏡臺
(
きやうだい
)
に
凭掛
(
もたれかゝ
)
つたと
云
(
い
)
ふ
他愛
(
たわい
)
なさ。
魔法罎
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
凭掛(もたれかゝ)の例文をもっと
(1作品)
見る
よりかゝり
(逆引き)
先
(
さき
)
に——七
里半
(
りはん
)
の
峠
(
たうげ
)
を
越
(
こ
)
さうとして
下
(
お
)
りた
一見
(
いつけん
)
の
知己
(
ちき
)
が
居
(
ゐ
)
た、
椅子
(
いす
)
の
間
(
あひだ
)
を
向
(
むか
)
うへ
隔
(
へだ
)
てて、
彼
(
かれ
)
と
同
(
おな
)
じ
側
(
かは
)
の
一隅
(
ひとすみ
)
に、
薄青
(
うすあを
)
い
天鵝絨
(
びろうど
)
の
凭掛
(
よりかゝり
)
を
枕
(
まくら
)
にして、
隧道
(
トンネル
)
を
越
(
こ
)
す
以前
(
いぜん
)
から、
夜
(
よる
)
の
底
(
そこ
)
に
沈
(
しづ
)
んだやうに
魔法罎
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
凭掛(よりかゝり)の例文をもっと
(1作品)
見る
凭
漢検1級
部首:⼏
8画
掛
常用漢字
中学
部首:⼿
11画
“凭”で始まる語句
凭
凭懸
凭竹
凭出
凭背
“凭掛”のふりがなが多い著者
嘉村礒多
与謝野寛
吉行エイスケ
ライネル・マリア・リルケ
泉鏡花
原民喜
泉鏡太郎
石川啄木
与謝野晶子