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凭掛
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よりかかり
ふりがな文庫
“
凭掛
(
よりかかり
)” の例文
翌朝
(
よくちょう
)
。画家は
楽気
(
らくげ
)
に
凭掛
(
よりかかり
)
の
椅子
(
いす
)
に掛り、
莨
(
たばこ
)
を
喫
(
の
)
み、
珈琲
(
コオフィイ
)
を飲み、スケッチの手帳を
繰拡
(
くりひろ
)
げ、見ている。戸を
叩
(
たた
)
く
音
(
おと
)
す。
家常茶飯 附・現代思想
(新字新仮名)
/
ライネル・マリア・リルケ
(著)
その
傍
(
そば
)
に甚だ深く造りたる
凭掛
(
よりかかり
)
の
椅子
(
いす
)
あり。凭りかかる
処
(
ところ
)
は
堅牢
(
けんろう
)
に造りありて、
両肱
(
りょうひじ
)
を持たする処を広くなしあり。この椅子に向き合せて、木部を朱色の漆にて塗りたる
籐
(
とう
)
の椅子あり。
家常茶飯 附・現代思想
(新字新仮名)
/
ライネル・マリア・リルケ
(著)
凭
漢検1級
部首:⼏
8画
掛
常用漢字
中学
部首:⼿
11画
“凭”で始まる語句
凭
凭懸
凭竹
凭出
凭背