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凭懸
ふりがな文庫
“凭懸”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
よりかか
66.7%
よっかか
13.3%
よりかゝ
13.3%
もたれかか
6.7%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よりかか
(逆引き)
またぼうとなって、
居心
(
いごころ
)
が
据
(
すわ
)
らず、四畳半を
燈火
(
ともしび
)
の
前後
(
まえうしろ
)
、障子に
凭懸
(
よりかか
)
ると、透間からふっと蛇の
臭
(
におい
)
が来そうで、驚いて
摺
(
ず
)
って出る。
星女郎
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
凭懸(よりかか)の例文をもっと
(10作品)
見る
よっかか
(逆引き)
私は
凭懸
(
よっかか
)
るものもなく、ぼんやり
暗
(
やみ
)
の中に立ったがね、あの人は、と思うと、目の下に、黒髪が
俤立
(
おもかげだ
)
つ。
沼夫人
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
凭懸(よっかか)の例文をもっと
(2作品)
見る
よりかゝ
(逆引き)
すると、
怎
(
どう
)
して殘つてゐたものか、二三人の女生徒が小使室の方から出て來た樣子がしたので、私は何とも言へぬ羞かしさに急に
動悸
(
どうき
)
がして來て、ぴたりと柱に
凭懸
(
よりかゝ
)
つた儘、顏を見せまいと
俯
(
うつむ
)
いた。
二筋の血
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
凭懸(よりかゝ)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
もたれかか
(逆引き)
帯を掴んで、ぐい、と引いて、
婦
(
おんな
)
の膝を、洋服の尻へ
掻込
(
かいこ
)
んだりと思うと、もろに
凭懸
(
もたれかか
)
った奴が、ずるずると
辷
(
すべ
)
って、それなり
真仰向
(
まあおむ
)
けさ。傍若無人だ。
南地心中
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
凭懸(もたれかか)の例文をもっと
(1作品)
見る
凭
漢検1級
部首:⼏
8画
懸
常用漢字
中学
部首:⼼
20画
“凭”で始まる語句
凭
凭掛
凭竹
凭出
凭背
“凭懸”のふりがなが多い著者
泉鏡花
石川啄木
岡本綺堂