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よりかゝ
ふりがな文庫
“よりかゝ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
倚凭
33.3%
倚掛
20.0%
凭懸
13.3%
凭掛
13.3%
倚懸
6.7%
寄凭
6.7%
恁懸
6.7%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
倚凭
(逆引き)
その額の下に燈臺守の子供らしい娘が
倚凭
(
よりかゝ
)
つて立つて居た。猶よく見やうとするうちに、一艘の汽船が駿河灣の方から進んで來た。
伊豆の旅
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
よりかゝ(倚凭)の例文をもっと
(5作品)
見る
倚掛
(逆引き)
去
(
さる
)
十三
日
(
にち
)
の
夜
(
よ
)
、
僕
(
ぼく
)
は
獨
(
ひと
)
り
机
(
つくゑ
)
に
倚掛
(
よりかゝ
)
つてぼんやり
考
(
かんが
)
へて
居
(
ゐ
)
た。十
時
(
じ
)
を
過
(
す
)
ぎ
家
(
いへ
)
の
者
(
もの
)
は
寢
(
ね
)
てしまひ、
外
(
そと
)
は
雨
(
あめ
)
がしと/\
降
(
ふ
)
つて
居
(
ゐ
)
る。
湯ヶ原より
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
よりかゝ(倚掛)の例文をもっと
(3作品)
見る
凭懸
(逆引き)
巡査
(
じゆんさ
)
は
交番
(
かうばん
)
の
戸
(
と
)
に
凭懸
(
よりかゝ
)
つて
迷子
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
よりかゝ(凭懸)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
凭掛
(逆引き)
ベンチに
凭掛
(
よりかゝ
)
つて昼
日中
(
ひなか
)
居眠をして居る立派な服装の細君もある。
伴
(
つ
)
れて来た五六匹の犬が裾の所で戯れて居るなどは
呑気
(
のんき
)
だ。犬を婦人が
可愛
(
かあい
)
がることは子供を
可愛
(
かあい
)
がる以上とも云ひたい位だ。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
よりかゝ(凭掛)の例文をもっと
(2作品)
見る
倚懸
(逆引き)
唯一度私が小さい桶を擔いで、新家の裏の井戸に水汲に行くと、
恰度
(
ちやうど
)
其處の裏門の柱に藤野さんが
倚懸
(
よりかゝ
)
つてゐて、一人
潸々
(
さめ/″\
)
と泣いてゐた。
二筋の血
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
よりかゝ(倚懸)の例文をもっと
(1作品)
見る
寄凭
(逆引き)
助十と聞ば知れるに
違
(
ちが
)
ひなしと其夜は河岸に
石
(
いし
)
材木
(
ざいもく
)
積置
(
つみおき
)
し處へ
行
(
ゆき
)
寄凭
(
よりかゝ
)
りて少し
睡
(
まどろ
)
まんとするに知らぬ江戸と
云
(
いひ
)
此所
(
こゝ
)
は如何なる處やらん
若
(
もし
)
咎
(
とが
)
められなば何と答んと心を苦しめ夜の明るを
待事
(
まつこと
)
千
秋
(
しう
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
よりかゝ(寄凭)の例文をもっと
(1作品)
見る
恁懸
(逆引き)
是
(
これ
)
から
推上
(
おしあが
)
らうと
云
(
い
)
ふのに
一呼吸
(
ひといき
)
つくらしく、フト
停
(
と
)
まると、
中
(
なか
)
でも
不精
(
ぶせう
)
らしい
簑
(
みの
)
の
裾
(
すそ
)
の
長
(
なが
)
いのが、
雲
(
くも
)
のやうに
渦
(
うづま
)
いた
段
(
だん
)
の
下
(
した
)
の、
大木
(
たいぼく
)
の
槐
(
えんじゆ
)
の
幹
(
みき
)
に
恁懸
(
よりかゝ
)
つて、ごそりと
身動
(
みうご
)
きをしたと
思
(
おも
)
へ。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
よりかゝ(恁懸)の例文をもっと
(1作品)
見る
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