“倚掛”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
よっかか18.2%
よりかか18.2%
よりかゝ18.2%
よせかけ9.1%
よっかゝ9.1%
よつかか9.1%
よりかかり9.1%
よりかゝり9.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“倚掛”を含む作品のジャンル比率
文学 > ロシア・ソヴィエト文学 > 小説 物語6.3%
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸3.2%
文学 > 英米文学 > 小説 物語1.6%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
先生は床に起直って布団ふとん倚掛よっかかっている。
富岡先生 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
それに、本人を倚掛よっかからせますのには、しっかりなすって、自分でお雪さんが頼母たのもしがるような方でなくっちゃけますまい、それですのにちょいちょいお見えなさいまする、どのお客様も、お止し遊ばせば可いのに
湯女の魂 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
忠一といふ、今度尋常科の三年に進んだ校長の長男が、用もないのに怖々おづおづしながら入つて来て、甘えるやう姿態しなをして健のつくゑ倚掛よりかかつた。
足跡 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
ドリュック夫人なる者の息子である二人の少年が、ルール関門付近の森のなかを歩きまわっているうちに、ふと、ある深い茂みのなかへ入りこんだのだが、そこには倚掛よりかかりと足掛け台とのある腰掛けのような恰好をしている三つ四つの大きな石があった。
さる十三にちぼくひとつくゑ倚掛よりかゝつてぼんやりかんがへてた。
湯ヶ原より (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
と、柱に倚掛よりかゝって碌に弾けやアしませんが、いやアな姿になってポツ/\端唄はうたの稽古か何かを致して居りますうちに、旦那がおいでになります。
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
その制作しかたは木のえだふぢつるにて穴に倚掛よせかけたなつくり、たなのはしに付てくひを以てこれをしばり、たなの横木にはしらありてたなの上に大石をつみならべ、横木よりなはを下し縄にむすびてあなのぞます、これを蹴綱けづなといふ。
大層粋な声がするから、其の座敷をそっと覗いて見ると、客の坊主がおすみの部屋着を着て、坊主頭に鉢巻をして柱に倚掛よっかゝって大胡坐おおあぐらをかいて、前にあるのアみんなまぐさ物、鯛の浜焼なぞを取寄せて
姿勢かたちは私が見て遣るから早くおいで。燈籠へ倚掛よつかかつて頬杖ほほづゑでもいて、空をながめてゐるかたちなども可いよ。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
アンドレイ、エヒミチは椅子いす倚掛よりかかりげて、じてかんがえる。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
アンドレイ、エヒミチはうんざりして、長椅子ながいすうえよこになり、倚掛よりかかりほうついかおけたまま、くいしばって、とも喋喋べらべらしゃべるのを詮方せんかたなくいている。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
アンドレイ、エヒミチは椅子いす倚掛よりかゝりげて、ぢてかんがへる。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
アンドレイ、エヒミチはうんざりして、長椅子ながいすうへよこになり、倚掛よりかゝりはうついかほけたまゝくひしばつて、とも喋喋べら/\しやべるのを詮方せんかたなくいてゐる。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)