“倚木”の読み方と例文
読み方割合
よりき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けれど彼もまた、寝台の倚木よりきに額を押しあてて眠ってしまった。ルイザはやさしく微笑ほほえんでいた。二人の子供の番をして夜を明かすのがうれしいようなふうだった。
それから突然向きをかえ、相手が何か言いつづけてるのをそのままにして、一方の翼と他方の折れ残りの翼とで、腰掛の倚木よりきの上に飛び上がり、そこから近所の犬どもをからかった。