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倚添
ふりがな文庫
“倚添”の読み方と例文
読み方
割合
よりそ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よりそ
(逆引き)
白いもの花やかに
彩色
(
いろどり
)
して恥の面を塗り隠し、野心深い夫に
倚添
(
よりそ
)
ひ、
崖
(
がけ
)
にある坂路をつたつて、舟に乗るべきところへ下りて行つた。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
余は二歩ばかり
洋卓
(
テーブル
)
を
遠退
(
とおの
)
いて、次の室の入口を覗いて見た。そうしてまた驚いた。
向
(
むこう
)
の壁に
倚添
(
よりそ
)
えて一脚の机を置いて、その右に一人の男が腰をかけている。その左に女が三人立っている。
満韓ところどころ
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
南の障子にさす日の光は、御部屋の内を明るくして、銀の屏風に
倚添
(
よりそ
)
う御二人の立姿を美しく見せました。
旧主人
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
倚添(よりそ)の例文をもっと
(3作品)
見る
倚
漢検1級
部首:⼈
10画
添
常用漢字
中学
部首:⽔
11画
“倚”で始まる語句
倚
倚凭
倚掛
倚子
倚懸
倚頼
倚木
倚水楼
倚像
倚声
“倚添”のふりがなが多い著者
島崎藤村
夏目漱石