トップ
>
よりそ
ふりがな文庫
“よりそ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
寄添
80.0%
倚添
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
寄添
(逆引き)
世に不思議な、この二人の、
毛布
(
けっと
)
にひしと
寄添
(
よりそ
)
ったを、あの青い石の狐が、顔をぐるりと向けて、鼻で
覗
(
のぞ
)
いた……
白金之絵図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
娘
(
むすめ
)
は
先刻
(
さき
)
の
涙
(
なみだ
)
に
身
(
み
)
を
揉
(
も
)
みしかば、さらでもの
疲
(
つか
)
れ
甚
(
はなはだ
)
しく、なよ/\と
母
(
はゝ
)
の
膝
(
ひざ
)
へ
寄添
(
よりそ
)
ひしまゝ
眠
(
ねぶ
)
れば
うつせみ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
よりそ(寄添)の例文をもっと
(12作品)
見る
倚添
(逆引き)
南の障子にさす日の光は、御部屋の内を明るくして、銀の屏風に
倚添
(
よりそ
)
う御二人の立姿を美しく見せました。
旧主人
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
就中
(
わけても
)
、銀之助は
克
(
よ
)
く笑つて、其高い声が台所迄も響くので、奥様は若い人達の話を聞かずに居られなかつた。
終
(
しまひ
)
にはお志保までも来て、奥様の傍に
倚添
(
よりそ
)
ひ乍ら聞いた。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
よりそ(倚添)の例文をもっと
(3作品)
見る