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潸々
ふりがな文庫
“潸々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
さんさん
52.9%
さめざめ
29.4%
さめ/″\
17.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さんさん
(逆引き)
私は、その後手に縛られた両手を見ました時、
腸
(
はらわた
)
を切り
苛
(
さいな
)
むような憤と共に、涙が、——腹の底から湧き出すような涙が、
潸々
(
さんさん
)
として流れ出ました。
ある抗議書
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
潸々(さんさん)の例文をもっと
(9作品)
見る
さめざめ
(逆引き)
唯一度私が小さい桶を担いで、新家の裏の井戸に水汲に行くと、恰度其処の裏門の柱に藤野さんが
倚懸
(
よりかか
)
つてゐて、一人
潸々
(
さめざめ
)
泣いてゐた。
二筋の血
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
潸々(さめざめ)の例文をもっと
(5作品)
見る
さめ/″\
(逆引き)
唯一度私が小さい桶を擔いで、新家の裏の井戸に水汲に行くと、
恰度
(
ちやうど
)
其處の裏門の柱に藤野さんが
倚懸
(
よりかゝ
)
つてゐて、一人
潸々
(
さめ/″\
)
と泣いてゐた。
二筋の血
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
潸々(さめ/″\)の例文をもっと
(3作品)
見る
潸
漢検1級
部首:⽔
15画
々
3画
“潸”で始まる語句
潸然
潸
潸然々々
“潸々”のふりがなが多い著者
山下利三郎
徳富蘇峰
甲賀三郎
作者不詳
石川啄木
吉川英治
泉鏡太郎
林芙美子
泉鏡花
長谷川時雨