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潸然々々
ふりがな文庫
“潸然々々”の読み方と例文
読み方
割合
さめ/″\
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さめ/″\
(逆引き)
跡
(
あと
)
にして
遙々
(
はる/″\
)
と父の故郷は
熊本
(
くまもと
)
と聞
海山
(
うみやま
)
越
(
こえ
)
て此處迄は參り候へ共
何程
(
いかほど
)
尋ても未だ父の
在所
(
ありか
)
が
知
(
しれ
)
申さず
何成
(
いかなる
)
過去
(
くわこ
)
の
惡縁
(
あくえん
)
にて斯は兩親に
縁
(
えん
)
薄
(
うす
)
く
孤子
(
みなしご
)
とは成候かと
潸然々々
(
さめ/″\
)
と
泣沈
(
なきしづ
)
めば
餠屋
(
もちや
)
の亭主も
貰
(
もら
)
ひ
泣
(
なき
)
し
偖々
(
さて/\
)
幼少
(
えうせう
)
にて氣の毒な
不仕合
(
ふしあはせ
)
者かなと
頻
(
しきり
)
に
不便
(
ふびん
)
彌増
(
いやまし
)
偖
(
さて
)
云やう其方の父は熊本と
計
(
ばか
)
りでは當所も
廣
(
ひろ
)
き
城下
(
じやうか
)
なれば分るまじ父の名は
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
潸然々々(さめ/″\)の例文をもっと
(1作品)
見る
潸
漢検1級
部首:⽔
15画
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
々
3画
々
3画
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