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彌増
ふりがな文庫
“彌増”のいろいろな読み方と例文
新字:
弥増
読み方
割合
いやま
42.9%
いやまし
14.3%
いやまさ
14.3%
いやます
14.3%
いやませ
14.3%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いやま
(逆引き)
「
愛欲之中
(
アイヨクシチユウ
)
。……
窈窈冥冥
(
ヤウヤウミヤウミヤウ
)
。
別離久長
(
ベチリクチヤウ
)
」
嘗
(
か
)
つて學舍でG師に教はつて切れ/″\に
諧
(
そら
)
んじてゐる經文が聞えると、心の
騷擾
(
さうぜう
)
は
彌増
(
いやま
)
した。
崖の下
(旧字旧仮名)
/
嘉村礒多
(著)
彌増(いやま)の例文をもっと
(3作品)
見る
いやまし
(逆引き)
相觸
(
あひふれ
)
らる此度は玄關迄伊豆守殿初め御役人殘らず見送りなればいとゞ
威光
(
ゐくわう
)
は
彌増
(
いやまし
)
たり是にて
愈々
(
いよ/\
)
謀計
(
ぼうけい
)
成就
(
じやうじゆ
)
せりと一同
安堵
(
あんど
)
の思ひを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
彌増(いやまし)の例文をもっと
(1作品)
見る
いやまさ
(逆引き)
祕密の山に常夜の
燈
(
ともしび
)
なければ、あなたの木の根、こなたの
岩角
(
いはかど
)
に膝を打ち足を
挫
(
くじ
)
きて、仆れんとする身を
辛
(
やうや
)
く
支
(
さゝ
)
へ、主從手に手を取り合ひて、顏見合す毎に
彌増
(
いやまさ
)
る太息の數、春の山風身に染みて
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
彌増(いやまさ)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
いやます
(逆引き)
爲
(
なし
)
ねと言るゝ程猶
彌増
(
いやます
)
未通女心
(
おぼこごゝろ
)
の
初戀
(
はつこひ
)
に
慕
(
した
)
ふお方と縁の
糸
(
いと
)
結
(
むす
)
んで
解
(
とけ
)
て末長く添るゝ事も父親が
承知
(
しようち
)
とあれば
竟
(
つひ
)
斯々と言んとすれど
言
(
い
)
ひ
兼
(
かね
)
しが斯ては
果
(
はて
)
じと思ふよりハイ
吾儕
(
わたくし
)
は
彼方
(
あのかた
)
なれば實に嬉しう御座りますと有か無かは聲出して思ひ
切
(
きつ
)
てぞ言たる儘發と
面
(
おもて
)
に
紅葉
(
もみぢ
)
して座にも
得堪
(
えたへ
)
ず勝手の方へ
逃
(
にぐ
)
るが如く行たるは
娘意
(
むすめごころ
)
ぞ然も有可し父は
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
彌増(いやます)の例文をもっと
(1作品)
見る
いやませ
(逆引き)
決して恨んでたもるまい此場に
臨
(
のぞ
)
んで
左右
(
どうかう
)
と
言譯
(
いひわけ
)
するも
大人氣
(
おとなげ
)
なし永き苦しみさせるのも猶々不便が
彌増
(
いやませ
)
ばと
再度
(
ふたゝび
)
大刀
(
だんびら
)
振上
(
ふりあげ
)
ていざ/\覺悟と切付る
刄
(
やいば
)
の下に
鰭伏
(
ひれふし
)
て兩手を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
彌増(いやませ)の例文をもっと
(1作品)
見る
彌
部首:⼸
17画
増
常用漢字
小5
部首:⼟
14画
“彌”で始まる語句
彌
彌々
彌生
彌造
彌立
彌勒
彌生式土器
彌縫
彌助
彌次郎
“彌増”のふりがなが多い著者
高山樗牛
嘉村礒多
作者不詳