“彌”のいろいろな読み方と例文
新字:
読み方割合
いや84.6%
いよ/\15.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さうして此後このご大凡おほよそこんな状勢じやうせいすゝむからしてしたがつすくなくも是迄これまでいやうへえて國債こくさい總額そうがくふやさずにまし次第しだいである。
金解禁前後の経済事情 (旧字旧仮名) / 井上準之助(著)
いやうへに、淺葱あさぎえり引合ひきあはせて、恍惚うつとりつて、すだれけて、キレーすゐのタラ/\とひかきみかほなかれると、南無三なむさん
麦搗 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
其小なるや、一身の哀歡を歌ふに過ぎざれども、其大なるや、作者乾坤けんこんみて、能く天命をときあかし、一世の豫言者たることを得べし。其さまなほ雲にのぼ高嶽かうがくのごとく、いよ/\高うして彌いちじるし。
柵草紙の山房論文 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
「私、いよ/\決心しました。」女の方から話しかけた。
計画 (旧字旧仮名) / 平出修(著)